まず「代わりが届くまでの日数」を確認する
予備機をどれだけ持つかは、契約先の故障対応の速さで変わります。公式に条件が書かれている例を挙げます。
| 契約の形 | 公式に書かれている条件 |
|---|---|
| ソフトバンク 法人向け端末レンタル | 法人コンシェルサイトから24時間365日申し込め、最短で翌日以降に代替品が届く。USIMを含む出荷は平日14時・土日祝13時までの申し込みで翌日着(一部遠隔地を除く)。在庫状況により希望日に届かない場合がある |
| ドコモの修理時の代替機 | 修理の申し込み時に希望すると、今の電話番号のまま使える代替機を1回線につき1台貸し出す。修理完了の連絡から30日以内に返却。データは修理受付時に保存されないため事前のバックアップが必要 |
ソフトバンクの案内では、代替品を8週間以内に返却しない場合は機種により1台あたり4万円〜10万円(不課税)を請求するとされています。ドコモの代替機も、取扱い不良での故障や紛失の場合は負担金がかかるとされています。条件は契約内容によって違うため、自社の契約書面で確認してください。
予備機の台数を逆算する
- 止まると困る業務を挙げる:電話が使えないと受注が止まる、現場の写真が送れないと作業が進まない、など
- 許容できる停止時間を決める:半日なら予備機が必要、2〜3日なら代替品の配送で足りる、など
- 拠点ごとに考える:本社に予備機があっても、離れた拠点にすぐ届かなければ意味がありません
- 過去の故障・紛失の件数を見る:台帳の記録から、年に何回、どの部署で起きたかを数えます
端末とSIMの予備は分けて考える
予備の端末だけあっても、回線が使えなければ電話は受けられません。物理SIMの差し替えで使えるのか、eSIMの再発行が必要なのか、手続きにどれくらいかかるのかを、端末の予備と分けて確認します。予備機を使い始めたら、台帳の「状態」を更新し、元の端末が戻ったら予備に戻すまでを記録します。
保管のルール
- 保管場所と鍵の管理者を決める
- 予備機もMDMに登録し、画面ロックと暗号化を済ませておく
- 月1回は充電し、OSを更新する
- 貸し出した日と相手を記録する
計算の例(仮定)
以下は考え方を示すための仮定です。社用スマホ30台、過去1年の故障・紛失が6件、1件ごとに代わりが届くまで2日かかったとします。6件×2日で、年に12日分、誰かのスマホが使えなかったことになります。その社員が電話で受注を受ける担当なら、予備機を1台置いておけば、この12日分をほぼなくせます。一方、2日間ならパソコンや固定電話で代わりが利く職種なら、予備機を持たずに代替品の発送で足りるかもしれません。
数字は自社の記録に置き換えてください。記録がない場合は、今日から故障・紛失の件数と、代わりが届くまでの日数を台帳に残し始めると、次の見直しで使えます。
予備機の見直し
予備機の台数は、年に1回、実際に貸し出した回数と期間を見て見直します。一度も使われなかった予備機は、アップデートの期限が来る前に通常の配布に回すなど、眠らせない工夫も必要です。
予備機を使っている間は、本来の端末が戻るまでの期限を決め、戻ったら予備機を初期化して保管場所に戻します。初期化を忘れると、前に使った人の業務データが残ったまま次の人に渡ってしまいます。
拠点が複数ある会社では、本社に予備機をまとめるか、拠点ごとに分けて置くかで台数が変わります。代わりが届くまでの日数が拠点によって違う場合は、遠い拠点ほど手元に予備を置く考え方もあります。
相談先・申込先の選び方
予備機を自社で持つか、契約先の代替機サービスに頼るかで、費用の形が変わります。見積もりでは、故障時の代替品の発送条件、返却期限、負担金、保証の対象外になる条件を項目ごとに確認します。購入とレンタルの比較は法人スマホは購入・分割・レンタルのどれが得?を参照してください。
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法人携帯の見積もり・相談先の例
台数・回線種別・端末の希望を決めてから2社以上に見積もりを依頼すると、月額と初期費用を同じ条件で比べられます。
リンク先で申し込みや問い合わせがあった場合、当サイトに報酬が支払われることがあります。料金・対応地域・保証などの条件は、必ず各社の公式ページと見積書で確認してください。
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条件を整理して公式サービスへ相談する
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出典(2026年10月14日確認)
最新の条件は各リンク先で確認してください。

同じ前提で比べると、違いを確かめやすいよ。