法人携帯はなぜ安いと言われる?
法人携帯が安いと言われる主な理由は、法人だけが申し込める料金プランがあることと、同じ会社で複数の回線を契約すると付く割引があることの2つです。個人向けで割引の条件になる家族の人数やクレジットカードの種類の代わりに、法人向けでは回線数や法人名義が条件になります。
NTTドコモビジネスの公式ページ(2026年10月21日確認)では、法人専用の「ドコモBiz データ無制限」の無制限の段階が税込8,063円で、個人向けと同じ名前の「ドコモ MAX」の無制限(税込8,448円)より385円低く表示されています。ドコモ MAX には動画などのサービスの特典が付き、ドコモBiz データ無制限には端末紛失時の対応やセキュリティ対策の特典が付くという違いがあります。
ワイモバイルの法人向け「シンプル3」では、法人名義で同じ請求の中に2回線以上あると「法人契約割引3」が付き、基本使用料から最大1,000円(税抜)引かれます。ワイモバイルの法人向けページでは、この割引は個人契約では対象外と書かれています。
法人携帯は本当に個人契約より安くなる?
法人携帯が個人契約より安くなるかは、プランと回線数によります。基本料金が個人向けと同じ金額のプランもあり、その場合は付けられる割引の差だけが料金の差になります。
| 事業者・プラン | 法人向けの表示 | 個人向けの表示 | 割引の条件の違い |
|---|---|---|---|
| ソフトバンク テイガク無制限 | 月7,280円(税抜。基本プラン(音声)980円+データ6,300円) | 基本料金 月8,008円(税込) | 個人向けの割引後の表示は、家族3人以上、光回線などのセット、PayPayカード ゴールドでの支払いを前提にしている |
| ドコモ MAX(無制限) | 税込8,448円 | 税込8,448円 | 個人向けの dカードお支払割は個人名義の契約だけが対象。法人向けにはビジネスメンバーズ割(税込275円)や社員割(6回線以上、税込275円)がある |
| ドコモBiz データ無制限(無制限) | 税込8,063円 | 個人向けには同じプランなし | 法人専用プラン |
ソフトバンクのテイガク無制限は、法人向けページの料金例が税抜7,280円で、税込にすると個人向けの基本料金8,008円と同じ金額になります。表示の税込・税抜が違うと別の金額に見えるため、比べるときは片方にそろえて計算してください。
1回線と5回線では月額がどう変わる?
ドコモBiz データ無制限の無制限の段階で計算すると、新しく法人契約を始める会社が1回線だけ契約する場合は税込7,788円、5回線なら1回線あたり税込6,578円です。ドコモ光などのセットを使わない前提で、NTTドコモビジネスの公式ページの割引額から当サイトが単純計算しました。
| 回線数 | 付く割引(税込) | 1回線あたりの月額(税込) |
|---|---|---|
| 1回線 | ビジネスメンバーズ割 275円 | 8,063円−275円=7,788円 |
| 3〜5回線 | みんなドコモ割 1,210円、ビジネスメンバーズ割 275円 | 8,063円−1,485円=6,578円 |
| 6回線以上 | 上記に社員割 275円を追加 | 8,063円−1,760円=6,303円 |
個人向けのドコモ MAX を家族割引のグループなし・セット割なしで1回線だけ使う場合は、税込8,448円です。dカード GOLD での支払いで税込550円引かれますが、カードの年会費(同ページの表示で11,000円)が別にかかります。1回線の比較では、法人契約にしても数百円の差にとどまる場合があることが分かります。
この計算には、端末代、通話料、事務手数料、法人向けの管理サービスの費用は入っていません。長期利用割(ドコモを10年以上使っている場合)も入れていないため、実際の請求額は見積書で確認してください。
法人契約でも安くならないのはどんな場合?
法人契約でも安くならないのは、回線数が割引の条件に届かない場合や、個人で使っていた家族割引・固定回線のセット割・クレジットカードの割引が外れる場合です。個人名義の回線を法人名義に切り替えると、その回線が家族割引のグループから外れ、残りの家族の回線の割引の条件が変わる場合があります。
割引の条件になる回線数は、退職や異動で回線を減らしたときにも関係します。みんなドコモ割は3回線以上、社員割は6回線以上が条件のため、回線を解約すると残りの回線の割引が外れる場合があります。
法人携帯の料金は会社の経費として処理できますが、経費になることと月額が安いことは別の話です。経費の扱いは法人携帯の経費処理、割引の条件の数え方は法人携帯の割引条件で確認できます。
相談先・申込先の選び方
個人契約から法人契約へ移すか迷うときは、今の個人契約で付いている割引と、法人契約で付く割引の一覧を作り、回線数ごとの月額を見積もりで出してもらいます。販売店に相談するときは、回線数、使っているデータ量、固定回線の契約先を伝えると、条件に合う割引だけで計算してもらいやすくなります。
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法人携帯の見積もり・相談先の例
台数・回線種別・端末の希望を決めてから2社以上に見積もりを依頼すると、月額と初期費用を同じ条件で比べられます。
リンク先で申し込みや問い合わせがあった場合、当サイトに報酬が支払われることがあります。料金・対応地域・保証などの条件は、必ず各社の公式ページと見積書で確認してください。
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条件を整理して公式サービスへ相談する
以下はRentracksで提携中の広告リンクです。対応地域、対象条件、料金、契約内容はリンク先の最新案内で確認し、必要に応じて複数の選択肢を比較してください。
広告リンクを経由して申込みが成立すると、当サイトが報酬を受け取る場合があります。
よくある質問
個人事業主でも法人向けの割引は付きますか
割引ごとに対象の名義が決まっています。ワイモバイルの法人契約割引3は法人名義が条件と書かれているため、個人事業主の名義で付くかは申込先に確認してください。
販売店の独自の値引きは比べてよいですか
販売店が独自に付ける値引きは、期間や条件が店ごとに違い、公式ページには載っていません。値引きの期間と終わったあとの月額を見積書に書いてもらい、公式の料金との差を確かめてから比べてください。
出典(2026年10月21日確認)
- NTTドコモビジネス「ドコモBiz データ無制限/ドコモ MAX/ドコモ mini/ドコモBiz かけ放題」
- NTTドコモ(個人向け)「ドコモ MAX」
- ソフトバンク 法人「テイガク無制限」
- ソフトバンク(個人向け)「料金プラン」
- ワイモバイル 法人「シンプル3 S/M/L」
料金・条件・法令の運用は変わることがあります。申込や判断の前に、各リンク先の最新の表示と、見積書・契約書面または相談窓口で確認してください。
同じ前提で比べると、違いを確かめやすいよ。