契約・手続き

法人携帯の契約に必要な書類(法人・個人事業主別)

必要書類は「会社を確認する書類」「手続きする人の本人確認書類」「その人が会社に所属していることを示す書類」「支払い関係」の4種類に分けると整理しやすくなります。各社の公式案内で確認できた範囲をまとめました。

情報の確認日:2026年10月11日(各社公式ページ)

先に結論

法人の場合、多くの窓口で「発行から3か月以内の登記事項証明書(登記簿謄本)または印鑑証明書」が求められます。ただしドコモビジネスのオンラインショップで乗り換え・機種変更をする場合は「発行日より2カ月以内」の原本と案内されているなど、窓口ごとに条件が異なります。個人事業主は、開業届や確定申告書の控えで事業を確認する窓口があります。

法人名義:各社の公式案内の比較

窓口法人を確認する書類手続きする人所属を示す書類
ドコモ(店頭等の確認書類案内)登記簿謄(抄)本(現在(履歴)事項証明)または印鑑証明書。発行日から3か月以内来店者の本人確認書類の原本。マイナンバーカード、運転免許証などは1点で可。2025年12月2日以降、健康保険証は本人確認書類として使えない委任状、社員証、名刺のいずれか。名義変更と解約は委任状が必要
ドコモビジネス オンラインショップ(乗り換え・機種変更)登記簿謄(抄)本または印鑑証明書。「発行日より2カ月以内」の原本(紙)。電子データ不可運転免許証またはマイナンバーカード(それ以外は補助書類)社員証、名刺、代表者からの委任状(登記簿に氏名がある人は不要)
ドコモビジネス オンラインショップ(新規)法人確認書を簡易書留(転送不可)で受け取る手順ありマイナンバーカード(ビジネスdアプリでの認証)社員証または名刺のスキャン(PDF)、委任状(代表取締役は不要)
au登記簿謄本または印鑑証明書(発効日より3カ月以内)。申込書に法人印来店者本人の確認書類(個人の場合に準じる)社員証または名刺
ソフトバンク(法人新規)登記簿謄本、現在(履歴)事項証明書、印鑑証明書のいずれか。発行日から3ヵ月以内。登記住所への簡易書留で所在確認運転免許証、マイナンバーカード、パスポートのいずれか(ICチップ読取方式)担当者の名刺または社員証
楽天モバイル(Web申込)履歴事項全部証明書、現在事項全部証明書、印鑑証明書のいずれかの原本スキャン。発行日から3カ月以内。端末の分割払いを希望する場合は登記事項証明書が必須住民票の写しまたは住民票記載事項証明書(発行から3カ月以内、マイナンバー記載は不可)社員証(写し可)、名刺、在籍証明書のいずれか
ワイモバイル 法人オンラインストア同ストアの案内では法人確認書類の提出項目なし(登記住所への郵送物の受け取りが前提で、転送設定がある場合はオンライン申込不可)マイナンバーカードまたは運転免許証など名刺、社員証、健康保険の資格確認書類、在籍証明書(発行3か月以内・社印付き)のいずれか

個人事業主の場合

個人事業主が「法人向けプラン」を契約できるかどうかは窓口ごとに異なります。今回確認した中では、ワイモバイルの法人オンラインストアが個人事業主向けの必要書類を明示しています。事業を確認する書類として、税務署の受付印がある前年の所得税青色申告決算書、または開業届のいずれか(屋号・代表者名・住所の記載があるもの)を求め、電子申告の場合は受信通知もあわせて提出する案内です。加えて本人確認書類と、名刺などの書類も必要です。

一方、楽天モバイルの法人Web申込の案内は「商業登記が済んだ法人、または官公庁」を対象としており、個人事業主についての記載は確認できませんでした。ドコモ・au・ソフトバンクの今回確認したページにも個人事業主向けの書類は書かれていません。個人事業主の場合は、申込前に窓口へ「個人事業主として法人向けプランを申し込めるか」「屋号付きの口座やカードが必要か」を問い合わせてください。ワイモバイルの法人ブログでも、必要書類は販売窓口によって異なる場合があるとしています。

発行期限で差し戻されないための準備

登記事項証明書や印鑑証明書は「発行から3か月以内」とする窓口が多い一方、ドコモビジネスのオンラインショップの乗り換え手続きでは「2カ月以内」と書かれています(同ページの不備例には「3カ月超過」という記述もあり、表記が分かれています)。複数社を比較している間に期限が切れることもあるため、申込先を決めてから取得するのが確実です。書類を取ってから比較を始める場合は、最も短い期限に合わせて日程を組んでください。

楽天モバイルの本人確認は住民票の写しで、マイナンバーが記載されたものやコピーは受け付けないとされています。住民票を取る際に「マイナンバーを記載しない」指定を忘れると取り直しになります。

支払い関係の書類

ドコモの確認書類案内では、支払い方法として法人名義のクレジットカード、キャッシュカード(一部金融機関を除く)、キャッシュカードがない場合は預金通帳とお届け印が挙げられています。ドコモビジネスのオンラインショップは、口座登録の完了まで2週間〜1カ月かかることがあり、その間は請求書払いになる場合があると案内しています。auは払込用紙での窓口支払いに、法人契約の場合1請求あたり税込473円の窓口取扱手数料がかかると記載しています。

本人確認の方式が変わってきている

ソフトバンクの法人新規契約はICチップ読取方式で本人確認を行うと案内しています。ワイモバイルの法人ブログは、2026年4月1日以降はICチップの読み取りに対応した書類が必要で暗証番号も求められると説明しています。ドコモビジネスのオンラインショップの新規申込ではマイナンバーカードと署名用電子証明書のパスワードを使います。担当者がマイナンバーカードの暗証番号を把握しているかを事前に確認しておくと、当日の手続きが止まりにくくなります。

MNPで番号を移す場合の追加書類

楽天モバイルは、MNP予約番号の有効期限が10日以上残っていること、現在の携帯電話会社の名義と楽天モバイルの契約名義が同一であることを条件にしています。UQ mobileの法人契約ページも、個人名義の番号はそのままでは法人名義でMNP契約できず、転出元で事前に名義変更が必要と案内しています。社員の個人名義の番号を会社の番号として引き継ぐ予定なら、法人名義と個人名義の違いも確認してください。

書類準備チェックリスト

  • 申込先と窓口(店頭・オンライン・営業担当)を決めた
  • 登記事項証明書または印鑑証明書の発行期限(2か月か3か月か)を確認した
  • 担当者の本人確認書類がICチップ読取に対応しているか確認した
  • 名刺・社員証・委任状のうち、その窓口が認めるものを用意した
  • 登記住所で郵便物(簡易書留・転送不可)を受け取れる体制にした
  • 支払い口座またはカードの名義を確認した

出典(2026年10月11日確認)

料金・条件は改定されます。申込前に各社の最新ページと見積書・契約書面で確認してください。